俳優・歌手として活躍する錦戸亮が、40という節目前に、自身のキャリアと人生につい300ドル300ドルの誠実な言葉に会場は感動の渦に包まれた。
300人の観客との交流を楽しむ錦戸亮
「40歳まであと少し。正直、実感はまだないですね」と、錦戸は少し照れくさそうに語る。デビューから20年以上が経ち、俳優として数々の作品に出演、歌手としても独自の音楽性を追求し続けてきた。そのキャリアは輝かしいものだが、本人は常に謙虚な姿勢を崩さない。
貫禄よりも大切なもの
「よく『貫禄が出てきたね』と言われるんですが、自分ではあまりピンとこないんです」と笑う錦戸。年齢を重ねても、少年のような無邪気さと真面目さが同居する彼の魅力は、多くのファンを惹きつけてやまない。

「もちろん、経験を重ねて成長した部分はたくさんあると思います。でも、それ以上に、初心や謙虚さを忘れないように心がけています」
トークイベントでは、観客からの質問にも気さくに応じる場面も。「40歳になったら何をしたいですか？」という質問には、

「そうですね…スカイダイビングとかやってみたいですね。あとは、世界中を旅して、いろんな文化に触れてみたいです」と、目を輝かせながら答えた。

「これからも、自分が本当にやりたいことを追求していきたい。それが、応援してくれる皆さんへの恩返しになると思っています」
ファンとの絆、そして未来へ
イベントの終盤、錦戸はファンへの感謝の気持ちを述べた。

「いつも応援してくれて、本当にありがとうございます。皆さんの存在が、僕の大きな支えになっています」

その言葉に、会場からは温かい拍手が沸き起こった。錦戸とファンの絆は、これからもより一層強固なものになっていくに違いない。